〔問題〕
環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 色度は、色の明度と彩度の二つの属性を含めた知覚的評価の指標である。
  2. 音の回折は、音波の伝搬空間に障害物がある場合に、障害物の背後に音が回り込んで伝搬する現象であり、障害物の大きさよりも音の波長が大きいほど回り込みやすい。
  3. 壁体の定常伝熱は、壁体の両面の空気温度又は表面温度を長時間一定に保った後も、壁体内の各部の温度が時間の経過によって変化せず、熱流量が一定な場合の伝熱過程をいう。
  4. 建築物の壁面に沿った風の流れが、隅角部で建築物から離れる現象を、一般に、剥離流という。

 

 

〔解説〕
1. 色度(しきど)は、明るさ(明度)を考慮せず、色相と彩度による知覚的評価の指標です。
3. 定常伝熱に対して、時間とともに変化し熱流量も変化する伝熱過程を非定常伝熱と言います。
4. 剥離流(はくりりゅう)は、周囲の風よりも風速が大きくなることもあり、ビル風の主な原因となります。剥離とは、はがれることを意味します。
解答1