〔問題〕
便所・洗面所に関する次の記述のうち、「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準(国土交通省)」に照らして、最も不適当なものはどれか。

  1. オストメイト用設備を有する便房の汚物流しに設ける水栓は、湯温調整付きレバーハンドル型混合水栓とした。
  2. オストメイト用設備を有する便房には、ストーマ装具や関連の小物等を置くことができる手荷物置き台(カウンター)を設置した。
  3. 車いす使用者用便房に設置する洗面器の鏡は、幅35cm×高さ45cmの大きさとし、車いす使用者の利用に配慮し傾斜させて設置した。
  4. 車いす使用者用便房に設置する手すりは、便器の側壁側にL型手すりを設けるとともに、他方には可動手すりを設け、それらの水平部はいずれも便座の座面から25cmの高さとした。

〔解説〕
1.2. オストメイトとは、膀胱・直腸機能に障害をもち、排泄のための開口部(ストーマ(人工肛門・人工膀胱))を保有している人を言います。1.2.は、オストメイトの方が使用しやすい便所の設計として正しい記述です。

3.鏡を傾斜させると、立位では使いにくくなります。洗面器の上端から高さ100cm以上の鏡を設置すると、車いす使用者でも健常者でも利用しやすくなります。

解答3