〔問題〕
大規模で高層の事務所ビルの防災計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1.  非常用エレベーターの乗降ロビーは、消防隊が消火活動拠点として利用するため、その面積は、非常用エレベーター1台につき15㎡以上と定められている。
  2.  エレベーター、階段等を含むコアの配置のうち片寄せタイプについては、一般に、避難上不利な点が多く、その採用に当たっては、シミュレーションや実験等により安全性を確認することが望ましい。
  3.  火災の拡大を防止するためには、出火の可能性が高いエリア(部分)に、防火上有効な区画を設けるとともに、初期消火設備の設置や不燃性のある建築材料を使用することが求められる。
  4.  屋上に緊急離着陸場を設けた場合、そのスペースは、在館者の救助に使用されるとともに消防隊の突入時にも利用される。

〔解説〕
1. 非常用エレベーターの乗降ロビーの面積は、建築基準法施行令により、エレベーター1台につき10㎡以上と定められています。15㎡ではありません。誤り。

2. 片寄せコアは、複数の避難用階段を設置したとき、互いの距離が近接しやすいので、有効な二方向避難の確保が難しくなります。センターコアも同じことが言えそうです。

解答1