〔問題〕
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。

  1.  居室の内装の仕上げに第二種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用するときは、原則として、当該材料を使用する内装の仕上げの部分の面積に所定の数値を乗じて得た面積については、当該居室の床面積を超えないようにしなければならない。
  2.  住宅の居室で地階に設けるものは、所定の基準によりからぼりに面する一定の開口部を設けた場合、壁及び床の防湿の措置等衛生のための換気設備は設けなくてもよい。
  3.  中学校における床面積70m2の教室には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、原則として、14m2以上としなければならない。
  4.  集会場における客用の階段に代わる高さ1.5m、勾配1/8の傾斜路で、その幅が3mの場合においては、中間に手すりを設けなければならない。

〔解説〕
1. 令20条の7第1項二号により正しい。居室の床面積に対して、建築材料の使用が制限されています。ホルムアルデヒドを発散する建築材料を内装仕上げに使用する場合、仕上げ面積に同号表の数値(第二種は(1)項)を乗じた面積が、居室の床面積を超えてはいけません。

2. 法29条により、地階に設ける住宅等の居室は、令22条の2第一号イ~八のいずれかに該当しなければなりません。からぼりを設ける場合は、イに該当しますので、ロやハに該当する設備を設ける必要はありません。正しい。

3. 令19条3項表により正しい。中学校の教室の窓に対して、採光上有効な部分の面積は、床面積の1/5以上です。したがって、14 ㎡以上(70㎡÷5)が必要です。

4. 令25条3項により、階段の幅が3mを超える場合は、中間に手すりを設けなければなりませんが、設問は3mを超えていませんので不要です。ちなみに、令26条2項により、傾斜路については令25条(階段の手すり)が準用されます。

解答4