「合格体験談」 愛知県 ちいさん
二級建築士の受験のきっかけ
建築士法改正もあり、「最後の受験年」といわれた平成20年度。
住宅メーカーである勤務先では建築士不足もあり社内あげて学校と提携するほどの受験ムード。
気づけば4月になり、勤続年数10年超え、「実務のみ」の受験資格もあることだし、
学校に行かなくても独学でやってみよう、なんて軽い気持ちで受験を決めたのでした。
独学派の私
どんな資格でも基本は独学。いろいろなサイトを調べてテキスト・問題集を揃えます。
短期集中、過去問10年分を3回通せば何とかボーダーまでもっていける
これまでの資格試験での私のやり方です。
6、7割勉強して、勉強した分だけできた、というのが 1 次試験の手ごたえで、
実際ボーダーすれすれの科目もありましたがクリアできました。
2次試験=学校へ行けば受かる?!
「製図は学校いかないと無理」どうしてもあの高い授業料を払うことにためらう自分がいました。
インテリアコーディネーター試験の時も、2次だけ講習に通ったこともあり、独学に無理があることもわかっていました。
「最後の受験の年」、安い授業料の県の職業訓練校の講習を利用することに。
次試験まで2か月間、週2回通学。オリエンテーションでいわれた「30枚書いたら受かります」。
仕事が終わった後、疲れた体に鞭を打って製図板を抱えて学校に。
授業中、先生は巡回しているものの、1枚描き上げないと指導してもらえません。
建築学科出身でない私はどう製図したらいいのかもわからず、質問しても「勾配定規の使い方も知らないの?」、
1次試験対策から通学している生徒には指導は手厚く、ずっとアウェーな気分での通学。
今思えば、体力もつきボロボロになったけど「なんとなく描けるようになった」レベルにしか達していなかったと思います。
試験当日、全部描き上げたけれども、出来に納得できなくて、
腹が煮え返る思いで大泣きしてさっさと片付けたのが去年でした。結果はレベルⅢ。
最端製図との出会い
資格試験専門の学校へ行かなければ無理なのか。
どうしてもあの高い学費を払って、自分を追い込んでまで取得する資格なのか、納得できない自分。
仕事もますます忙しくなり、疲れとストレスから体調を崩す始末。
受験料をおさめたものの、今年の受験を見送ろうか、でもあきらめきれない。
7月中旬、たまたま偶然、最端製図のサイトに。
「お試し添削」を申し込んで、出来なかったらあきらめよう、
こんな気持ちのまま「カートに入れる」ボタンを押したのです。
5課題の通信課題
「図面楽しみに待っています」申込直後の確認のメール、それから
「諦めるなんてもったいないことは考えないで、出来る限りのことはやってみてください 後悔のないようにね」
神無先生からのメール。
この言葉が私の心の支えとなっていきます。
初めての添削はHPで紹介の通り、真っ赤にして返していただけました。
今見直してみると、去年私ができなかったことを的確に指摘してあります。
たった5課題、これだけで受験に必要な力が養えるのか?
後からわかることですが、私には十分な量で体調と相談しながらこなせていけました。
「なんのために添削を受けているのか」
最後の課題で赤ペンでかかれたコメント。それも判定は最低のC評価。
自分は何ができなくて、何をやるべきなのか、
復習が甘い生徒で呆れてものも言えなかったがゆえの一言だったと思います。
課題提出後の解題を理解し、添削コメントから自分が受かるためのポイントを一つずつ確認し、
問題をちゃんと読めるようになったのも試験直前でした。
ここへきてやっと去年の敗因が手に取るようにわかってきたのです。
効率的に合格するための指導が受けられます
先生に「なんで用紙が余っているのかな~」って突っ込まれましたが、去年より学習量はかなり少ないです ( 笑 )
・最端製図の教材の解題
( 当初読むよりも、試験間近に読むほうがさらに理解できました)
・添削課題
( 先生の気持ちがたくさん込められた添削、通信でも十分すぎるくらい指導が受けられるって実感しました
指摘されたことはリスト化しました)
・オリジナルのテンプレート定規
( 製図時間がかなり短縮されました)
・ YouTube の画像
(目からウロコでした 何度も見ながら、マネして描いていました)
・キッチンタイマー
(昨日より少しでも早く描けるようになることが自信につながったと思いますし、効率よく時間を使って勉強できるツールだと思います)
・メンバーズサイト
(試験直前、人によって考え方がいろいろあるんだなって参考にして、エスキースの模範例を課題毎まとめました)
なによりも最端製図のあったかさが一番の勝因
先生はいつ休まれているんだろう?っていうくらい対応は早く、
通信教育でこれだけ手厚い指導を受けられるところはないと思います。
「学科クラブ」は来年から開講とのこと、こちらも効率よく学べそうで独学派にはうれしいですね。
最後になりましたが、最端スタッフの皆さま、そして4期生のメンバーの皆さまのおかげで合格することができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。