「こうちゃんの体験談」 こうちゃん
今思うこと! 合格してうれしい!この達成感!頑張ったかいがありました!
平成23年度の試験において私は「合格する気持ち」で勉強しました。
そして他にも多くの方が、1年かけて勉強されていることを知りました。
神無先生と出会い、勉強し深い知識と技能がつくにつれて、
添削後送られてきた「解題」に書いてある通りと思い感心しました。
そして気がつくと実力が付き、自信ができて、合格することができました。
今の気持ちは 言い表せないくらいとっても嬉しいです。
神無先生 文月先生 梢先生大変お世話になりました。
とても親切にしていただいて感謝します。
今後受験される方々にもぜひ「合格する気持ち」をもって頑張っていただきたいと思います。
以下体験談は、いわば私の日記です。面白くないかもしれませんが、書きます。
はじまり
話は 5 年前にさかのぼります。友達の 1 級建築士の Y さんが
「 2 級建築士試験を受けたら合格するんじゃない!?」と建築士会発行の本を一式くれました。
Y さんは 2 級建築士の先生をされていたので、 1 年使った本が不要となっていたのです。
私は、20年前より土木の小さな会社を経営していて、 1 級土木施工管理士ですが、
建築の知識はありません。
そこでまず、 1 年目独学で勉強しました。全体では63点でしたが、法規が半分以下のため不合格、
同じことを 2 年くりかえして、 3 年目にやっと学科の合格となりました。
そして製図ですが、このとき、製図板が必要なことも知りませんでした。
Y さんが山を開いて桃の木を植えることになり、作業を手伝う代わりに、
試験合格まで製図を教えてもらう約束が出来ました。
製図初年度
RC 課題、解からないなりに図面を練習して何度も見ていただきました。
エスキスはもとより立面図の窓も苦手でした。
試験では細長い敷地で1階の部屋が細長いエスキスとなりました。
完成はしたのですが、評価Ⅲで不合格。
2年目
日建学院の Web の通信教育を受講。始めての木造で、伏せ図や矩計図の書き方を Web を見て勉強しました。
試験では部屋数が多く、エスキスも苦労しました。
矩計図を半分書いたところで、位置が間違っていることに気がつき書き換えました。図面は真っ黒です。
日建学院のエスキスチェックで「 OK かも?」でしたが評価Ⅱの不合格でした。
そしていよいよ、最後の角番。 Web の口コミから最端製図を知り、
大阪講習会と添削をお世話になることとなりました。
今年 角番
7月となり大阪講習会が始まりました。
約半年準備していなかったものですから、去年の製図方法を忘れている自分がいます。
46歳にもなりますから、長時間勉強すると眠気も来ます。
大阪講習会は 6 期生の皆様8人と受講、わきあいあいとした 楽しい時間でした。
自分よりとても上手できれいに書ける方がいたり、初受験の方がいたり。
初受験の方よりは詳しいのでちょっと偉い気がします。
冷静に考えると初受験の方は 3 回チャンスがあります。
私は角番、崖っぷちなのは自分と思ったりしました。
7月終旬より毎日製図、
土日は必ず勉強と決め実施、第3課題を温存してまず去年並みになるように練習、予習復習をして
本番の気持ちで第3課題をやりました。
つまり神無先生の「添削問題は本試験のようにエスキスを 1 時間でやめて製図をする」を実行。
まとまらないエスキスの図面を送りました。
判定は D 今のままでは合格まで程遠いことを思い知りました。
解題より、予習復習の努力のために去年の日建の問題を書いてみたりして積み重ねました。
お盆もなしに勉強して第4課題提出判定はB + 書くのは早くなったのですが、
エスキスに自信がありません。
最端製図の Web を見ていますと、「20年度の作品集を再版しました」とあり
「買っている人がいる」と思い、注文しました。
8月に両親が作った桃を送ったお礼にと 20年・22年の作品集の2冊が届き、
先生の気の良い気持ちをうれしく思いました。
特に目からうろこだったのが、去年の作品集、去年受験した同じ時に書いた他人の図面が、
1枚1枚ぜんぜん違う現実に驚きました。
体験談より合格された図面に付箋をつけて眺めます。
よく見ると家の中心付近の収納を縦 1 間と大きくとり縦方向に要求室の半間スペースを作ったり。
植栽を 1 重円を並べて点をつけ早く豪華にしていたり。他人の工夫に気づきます。
設備屋さんの、毎朝モスバーガーで勉強されている話をはじめとして
強い「合格する」という気持ちに感銘を受けました。
エスキスの勉強で方眼紙で要求室の大きさを切り、敷地図を作り作品集のように並べてみました。
何度も並べ替えるとエスキスが単純なのと複雑なのとあることに気づきました。
製図のスキルがあがるにつれ、解題に書いてある通りと思い始めました。
8 月 29 日、最後の第五課題 判定 は A
書くことが楽しくなりました。
シンクロ模試、台風の接近で外は大雨です。
今この時間、全国で多くの方が模擬試験に真剣に向き合っていると思うと少し緊張します。
本番の気持ちで時間いっぱい見直しです。
結果が出ました。
146人中4番。
満点ではなかったですが自信が付いた瞬間です。
試験当日
前日の晩ごはんはカツカレー。
当日の昼は大阪講習会でもらった「すべらん うどん」をカレーうどんにして早めの昼食です。
朝から少し練習して早めに試験会場に到着。
少しでもと思い N 建学院の封筒も受け取ります。
問題が配られました。
まずいただいた「魔よけの刷毛」で払います。願掛けです!
問題をみました。エスキスが簡単です。
それでも合格率は50%。製図の「完成度が求められる」と気を引き締めます。
クライアントがして欲しい設計条件を守り、間取り・入り口のスロープ等を計画します。
順調に製図して見直し50分、見直しの間にもたくさんの書き忘れが見つかります。
試験が終わって回収されるまで何度も「魔よけの刷毛」で払います。
自宅に帰って思い切って再現図を描きました。
去年は全くペンを持つ気にもなれなかったのですが今年は違います。
図面が書け郵送して、スレッドに書き込みました。
左右逆ですが良く似た先生のエスキスがアップされました。
これで合格していたら「確信した瞬間です!」と言えるかなと思いました。
合格して
心地よい達成感と、少し開いた心の隙間ができた今、来年宅建を受験することとなりました。
知り合いと一緒に N 建学院に今から通います。
今年した貴重な体験「合格する気持ち」は一緒と思い、頑張る気持ちで一杯です。
最後に今一度、
先生方々 大変お世話になりました。
ありがとうございました。
こうちゃん