2010/12/02
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これで私も建築士
• 最端製図さんに決めた理由
通信教育で建築を学び、卒業したら 2 級建築士を受けようと決めていたので、
卒業間近にネットで製図学校の検索をしました。
家庭を持ちながらも通信教育に莫大な費用を投じていたこともあり、資格学校の通学生ではなく、
通信で受講できるところはないかと探しました。
検索して一番気になった最端製図さんのサイトを一通り眺め、何となく、ココならいけそうという、
自分の勘を信じて申し込みをしました。
• 1年目の反省
もともと機械系出身で、実務では、生産設備(工場)の図面を Auto-Cad で描いていたり、
通信教育で建築を学んでいたのですが、あまり建築の図面を描くことがなく、自信もなかったので前半戦から参加しました。
前半戦では、受験のお題が決まっていないこともあり、木造、鉄骨、 RC と一通り取り組みました。
最初の木造では 7 時間半もの時間を費やし、しかも矩計は描けなかったので、
そのまま提出というお先真っ暗なスタートでした。
6 月になり、今年は予想どおりの RC 造と判明。でも 3 階建!!
少し作図量は増えるけど、前半戦で RC 造の課題が3回あったので、
後半戦初回は既に時間内で描きあげる状態になっていました。
後半戦 2 、3回目はプランがまとまらず、時間オーバー。
少し焦りながらも、4,5回目は時間内でしかも A - 判定。
試験直前のシンクロでは、 72 点と何とかボーダーライン。
というわけで、少し不安を残しつつも いける!!と思い受験会場へ。
今年一発で決めなくては、というプレッシャーが大きかったのか、
平面図を描いていると階段の位置の不整合に気づき、慌てて消してはプランの練り直しをしたり等、
自宅で作図する時との違いを感じました。
作図は仕上げたものの、やったーできた!!という感じはなく、何とか描き上げたけど、どうだろう??
といったモヤモヤした気分を3ヶ月程味わいました。
勤務先のトイレの中で、携帯で番号を検索すると・・・・
ない!!
だめだったか・・・。
何がいけなかったか?
最大の敗因は、 絶対に 受かる!! という気持ち が他の受験生より少なかった。ということです。
勿論、受験中は受かるぞ!という気持ちで描いてはいましたが、
試験までのプロセスが、がむしゃらではなかった気がします。
というのも、与えられた課題に対して、製図して添削してもらい、赤い部分を見直してはなるほど。
の繰り返しで、メンバーズサイトでは傍観者(要領のいい方はこれでもいいのでしょうが)。
ある程度の評価はもらっているから何とかなるだろうという気持ちがあったのです。
• 2年目、合格へ向けて
今年不合格 なら建築士をあきらめて、今までの仕事に戻ってね~と、かみさんからの念押し。
真冬なのに汗がタラリ。あきらめてというか戻れるのか??
受験的には角番ではないのですが、人生においては角番を感じました。
今年のお題は十中八九、木造。
1~3月は木造に関する情報や書籍をあさり、木造試験の概要を把握しました。
4月から本格的に作図練習を開始しました。
まずは、矩計図。これは、ほとんど同じなので、早く描ければエスキースや他の作図に時間をさけると思い、
いろんなところで目標時間60分とあるので、この1ヶ月で30分を目標にしました。
最初は、見ながらで90分もかかりました。2回目からは何も見ないでと思ったのですが、
全部は無理と思い、2 FL で区切りました。
• 矩計(2 FL ~屋根部)の所要時間
43 → 40 → 36 → 32 → 28 → 24 分 となり、続いて全体に移り、
• 矩計(全体)の所要時間
57 → 45 → 43 → 41 → 38 → 38 → 34 →少し丁寧に 36 → 31 → 31 → 30 分
ここまでで3週間半を費やし、4月中に 25 分で描き上げるようになりました。
5月になり、建築士 .com のサイトで過去に出題された木造課題をダウンロードし、
本番と同様 4 時間30分の戦いを始め、6月中旬までに25枚を描きました。
ここまでは、とにかくスピードを身に付ける練習に徹しました。
6月中旬、今年は後半戦のみ参戦。
第1課題は、 C 判定。あれっ、やばい。時間内作図はできるものの、5月の自己連には限界があったのだと認識。
解題を読むと、“これを10回は読むように”と書かれてあり、時間をみては、繰り返し読みました
(頭の中に浸透したので8回までとしました)。
第2~4課題では、 B 判定。メンバーズサイトでの条件変更にも積極的に参加し、
また、自ら条件を変えてエスキースをしたり、わからない部分は質問をしました。
さらに、先輩方を見習い、課題でチェックされている部分のリストを作成し、これも時間をみては、繰り返し読みました。
第5課題でやっと、 A 判定。シンクロでも高得点をとり、満を持してリベンジ。
9月12日、試験当日。
満を持してといいつつも、人生における角番ということもあり、やはり緊張感たっぷり。
また、自作の枕を持参するも、昨年とは違い、机の奥行きがかなり狭かったので、角度があわず、慌てて枕を改造。
“始めてください。”
試験開始40分。神が降りてきました。
今までに一度も経験したことがなかった納得のいくプラン。しかも目標時間内に。
本当にこのまま描き進めていいのかと躊躇するくらいだったので、製図が慎重になった分、
見直しを残して残り時間10分程度となり、慌てて見直し。
もらった。と思いました。
12月1日、発表前日。
かみさん;わかってるわよね。
私;・・・。
12月2日、発表日。
あった。
• 最端製図さんを受講される方へ
このサイトを発見されて幸運だと思います。通信でありながら、先生との距離が身近に感じる本講座は他にないでしょう。
先生を信じて(利用して)、わからない事はドンドン聞いて、自分のものとし、是非合格を勝ち取って下さい。
一番のライバルは自分だと思います。日々の自分に勝って、さらなる飛躍を!!