詳細図の作図手順ですが、どの位置においても基本的には以下の流れで進めていきます。
詳細図の作図手順
1、躯体(梁、壁、床など)の下書き線
2、躯体を仕上げる
3、下地材や断熱材
4、寸法線や文字
パラペット部分
躯体の下書き線(青線)を引き、躯体を仕上げます。
窓枠を入れ、サッシを描きます。
(化粧枠の内法が窓の高さになります。)
断熱材、天井や壁の下地材を記入します。
断熱材や躯体内部の斜線を引きます。細く引いてください。
(躯体内部の3本線は、45°で引きます。)
寸法線と文字を入れます。
見え掛かりの柱やパラペットは必ずしも必要ではありません。
バルコニー部を作図する時も手順は同じ。
基礎部分
躯体の下書き線を引き、躯体を仕上げます。
(床高さの確認を忘れないでください。この説明では+200です。)
断熱材や床の仕上げ材を記入します。
(床はフローリング、合板の順に上から引いていきましょう。)
躯体内部の斜線(45度)、割栗石(60度)を記入します。
最後に、寸法線と文字を記入します。