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TAICHIさん 「合格体験談」

TAICHI 「合格体験談」

第11期前半でお世話になりました、TAICHIです。
この度はおかげさまで建築士試験に合格することが出来ました。
ありがとうございました。
今月中に早速申請登録に行ってきます。

10期からお世話になったわけですが、
設計を、建築を目指したのは高校に行く進路を決める時で、
製図の学校(高等技術専門校)を卒業しました。
卒業後5年後に一度受験し、一点足りずにそのまま受けずじまい。
設計の仕事がメインでは無かったので、気にはなっていたものの、見て見ぬふりでした

ところが、近年、資格をもって入社する者が増え、私も設計がメインの仕事になり、
見ぬ振りも出来ず、重い腰を上げ、受験に踏み切りました。
すでに卒業から20年が経っていました。
かといって、嫁の立場で、子供も二人いて、学校に通うことは資金面でも時間的にも難しく、
ここまできたら独学しかない!と一念発起し、
ネットで探していましたら先生の講座にたどり着きました。

学科は問題集でなんとかしよう、そしてこの講座なら払えるし合っていそう!
そう思い始めました。
兼業主婦ですから、時間なんてたくさん取れません。
最初の一年は勉強に時間を使いすぎ旦那に睨まれました。
文句も言われました。
でも二年目、もう一度生活を見直し、バランスを取り、仕事、主婦、勉強、やりました。
文句も言わせずやりました。

夜は難しかったので、朝早い時で3時スタート。
1時間か一時間半図面書いて、朝の支度。出勤。
もう、一日にかけるのは1階だけ、とかの積み重ね。
平日の休みには子供を幼稚園に送ったら、家のことやって、図面書き。
通して1枚かけたのなんて、ほんの数枚でした。

でもやりたかったんです。
中学からの夢を形にして、1ステージ上に行きたかった。
それだけが私を動かしていました。

本番当日は、エスキースもなんとかまとまり、平面、伏図と落ち着いて書けて、
断面でどこで切ろうか悩んで曲げて切断方法を選択。実はその書き方は未経験でしたが、
自信もって書けば大丈夫と言い聞かせ、あとは立面、詳細図、要点、面積ととにかく完成を目指しました。
残り10分前の完成でした。

帰りながら、あのプランならきっと大丈夫、とやりきった感でいっぱいでした。
要求通りにプロットすればまとまる、を初めて実感した感じでした。
(公表されたプランとガレージの位置が同じでびっくりでした!)

そして、家に着いてビールで乾杯してましたら、
なんと、2階に筋違いの三角が未記入だったことに気付き、一気に酔いが覚め、
ビールそっちのけで先生にメールしたのは忘れられません(笑)

発表までの間、その筋違いだけが心残りで。。。

そしていよいよ合格発表。
自分の番号を見つけた瞬間の震えは忘れられません。
でも筋違いは大きな減点だったことでしょう。

やはり、落ち着いて見直す、見直すポイントをつかんでおく、これは大事ですね。何においても大事です。

よく、思考は現実化するといいますが、それは、やってこそ、始めてこそ、現実化するんだと
実感致しました。
本当に先生に巡り合えて良かったと思っています。
独学でやりたい人が居ましたら絶対紹介します!
私の体験も誰かの役に立てばいいと思い書かせて頂きました。
決して自慢したいのではありません。。。

それと、前回のRCの時、私は落ちて良かったと思える部分もあるんです。
落ちていなければ木造の梁の掛け方や矩計が解らないままでしたから。
自分の為にも、関わるお客様の為にも、合格出来て何よりでした!

本当に良い経験でした!

長文、最後まで読んで下さりありがとうございました。
先生、講師陣の皆様、どうぞこれからもお元気でお過ごしください。
応援しております。