「二級建築士試験体験記」 Haru
一年目は学科は合格したものの製図で不合格、
今年二年目に製図試験からリベンジで合格することができました。
合格者一覧で自分の番号を見つけたときは、
その日一日仕事にならないぐらい嬉しかったです。
一年目、学科は独学で突破したものの、
製図は流石にどこかの指導を仰ごう…と思っていた頃、
最端製図さんの通信添削講座を知り、申し込みました。
最端製図さんの製図試験通信添削講座後半戦のみ受講し、
学科受験後から対策を始めて試験に臨みましたが、
自分にとっては練習量が不足していたようで、
矩計図と立面図で屋根のかけ方が不整合のまま提出してしまい、
おそらく他のミスも相まって不合格となってしまいました。
最終課題では何とか時間内に書きあがるようにはなっていたため、
「ギリギリ力が足りなかった」という悔しさでいっぱいでした。
ただ、他の資格学校の模試を受けた際、最端製図さんの方がコツを掴むためのアドバイスが充実していたような実感があり、二年目も最端製図さんフル活用でリベンジしよう!と誓いました。
二年目は前半戦から受講。個人的に効果があった対策は以下の通りです。
- 解説ムービーは必ずチェックする(解説書に載っていない情報も沢山ありました)
- 掲示板にアップされた他の受講者さんのプランを手書きで模写する(プランニングが早くなりました)
- 作図DVDを見て、線を引く手順やテンプレートの使い方を真似る
- 各図面ごとに時間を計測し、特に時間がかかる図面のみもう一度作図する
- 一課題につき必ずひとつは質問する(質問事項を見つけるつもりで取り組むと、成長度合いが違う気がします)
一年目は課題に向き合うだけでいっぱいいっぱいでしたが、二年目はこういった部分に時間を割く余裕ができ、去年より気を楽にして試験に臨むことができました。
試験当日にやっておいて良かったことは
- 問題文は最初に全文しっかり読む。特に今年は要求図書の方にプランニングに大きく影響する条件が出されており、危うく引っかかるところでした。
- 作業机が狭いので、道具の置き場所を予め決めておく。三角定規は平行定規の下に滑り込ませないといけないほどでした。
- 自分の作図ペースをしっかりつかんで周りに流されない。
この3つは特に当日まで自分の中で癖づけておいて良かったと感じました。
当日はどうしても緊張や焦りがあるのですが、いつも通りに自分の手が動いていると感じて、自分を安心させることができました。
試験直後の感想は「いつも通りできた」だったので、安心感がありました。
ただ、時が経つにつれ「これで落ちてたらどうしよう!」と不安になることもありましたが…。
気持ちを落ち着かせるために再現図面に申し込んだのもよかったです。
手短になりますが、以上が私の二級建築士試験において特に考えていたこと、これから試験を受ける方に伝わるといいなと思うことです。
毎回丁寧な添削と、些細な疑問にも答えて下さった先生方、ありがとうございました。
今度は一級建築士を目指してがんばります!