大きな梁が架かるところは、できるだけ両端に1階の柱を設けるようにして下さい。(窓や扉が移動可能な場合は移動させます)

 

 

母屋は、軒桁(外側)から910mmの間隔で配置させます。
屋根の中心から910mmずつ取り、外壁部分で455mmの間隔になるのは間違いです。棟木とその隣の母屋の間隔が455mmになるのは構いません。

母屋と棟木の長さは、屋根の先(点線ライン)まで必要です。

点線の四角内(2階外壁位置)の束は、記入してもしなくても構いません。
設置する方法と別の受け材で母屋を受ける方法があります。
束を設ける場合は、2階の柱がある所には不要です。(伏図テキスト参照)

通し柱の記号を間違える人が多いです。通し柱に×は必要ありません。

階段には火打梁を入れてはいけません。2階床レベルに火打梁があると、階段を上る時にじゃまになります。
(踊場位置だと、ちょうど頭に当たる高さになります。)
(吹抜けに火打梁を設けることは構いません。その場合は、平面図にも記入して下さい。)

 

 

根太の向きを確認して下さい。根太は、床梁に対して直角方向に入ります。伏図において作図する必要はないですが、部分詳細図(2階床部分を作図する場合)を描く時には意識する必要があります。
根太は、同じ部屋内で向きが変わっても構いません。
赤○部分は、X方向Y方向共に1820mm以下の間隔で梁がありますので、根太の方向はどちらでも可能です。(通常は、他の部分と揃えるようにします。)

 

 

梁は天端をそろえるため、原則、交わる事はありません。(実務では交わる場合もありますが)
例えば、Aの梁を先に通した場合は、Bの梁はスパンが短い2本の梁となります。

また、角材と丸太が交わることもありません。  上図のように作図しないように注意してください。

 

 

梁を架ける向き

上図の場合、縦方向の4550スパンに大きな梁を架ける方法もできますが、3640のスパンが短い方向に架けた方がベターです。
また、窓の位置をずらすことができる場合は、梁の端部に柱を設けて下さい。

 

この場合の矢印の梁も、先にスパンが短い方向に赤い梁を架けて、縦の青い梁を入れることができます。
この方が構造的に安定します。

 

 

サイズを大きくする範囲

1階に柱がないところに大きい梁が架かっている場合、胴差を大きくしなければいけません。
その大きくする範囲(大きくする胴差の長さ)をどうすればいいかですが、青い長さと赤い長さ、どちらでも構いません。
必要な部分だけ大きくするという考え方と梁の定尺(市場で売られている長さ)が4mということで、3640にするという考え方があります。

採点者が見るポイントは、
必要な部分のサイズアップを行なっているかどうかです。

ただし、両端は継手となりますので、1階に柱があるところから1階に柱があるところまでを大きくしてください。