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愛媛県 きんちゃんさん 「合格体験談(感謝するという気持ち)」

合格体験談(感謝するという気持ち)    金ちゃん

 

 皆さん初めまして、愛媛県の金ちゃんです。

今回、角番で二級建築士にやっと合格する事が出来ました。再現図面は書いてはいないですが

神無先生にお願いして、合格体験談を書かせていただきました。

 

・受験動機

  勤務先が、某住宅設備機器メーカのメンテナンス会社で働いております。

仕事柄、メンテナンスの延長にリフォームがあり、今まではグループ会社工事部門にリフォーム工事を

お願いしておりましたが、自分でも、提案や設計をやってみたいと思い、二級建築士受験を決めました。

 

・初年度受験

  高校は工業高校でしたが、機械科だったのと建築に対する知識や受験対策も分からない為、

二級建築士を持っている人に聞くと、学校に通うのが合格の早道と言われ、 N 建に通いました。

学科は、真面目に宿題等していたので、すんなりと合格できました。


  製図もこの調子で合格できると思いましたが、ここからが大変でした。

最初の 1 枚目は、 トレースで 17 時間の大作でした。

講師の言われるままに、トレースを含めて 37 枚書きましたがエスキスにイマイチ自信がもてず

直前の模擬試験でも、エスキスにつまずき自信がもてないまま製図試験に臨みましたが、あえなく不合格でした。

救いは、ランク Ⅲ かと思いましたがランク Ⅱ だった事、来年は合格できるだろうと安易に構えていました。

 

・二年目受験

  二年目は、学校も一時は考えましたが、やはり時間的拘束と授業料も高いので断念しました。

ネットで、通信講座を検索していたところ「最端製図」の評価が良かったので、メールで問い合わせした所、

すぐに返事が届きました。

内容も、神無先生の言葉が温かったので「ここに決めよう」と即決しました。

(最端製図の OB ・ OG の方が書かれているように、問い合わせの返事も早かったです!!)


  二年目は、前半戦から受講しました。前半戦の中盤から課題の評価もまずまずだったので、

「今年はいけるぞー。」と感触を感じていました。

 

テキストの内容も分かりやすく自分には合っていました。

後半戦に入り、 5 期生の設備屋さんの掲示板に書き込みしている問い合わせなどを参考にしながら

課題をこなしました。

ただ、エスキスには時間がかかっていましたが、

作図時間も短縮され時間はクリア出来ていたので、安心していました。

後半のシンクロ模試では、出来たと思いましたが「 58 点」と思いのほか悪くショックでしたが、

課題の評価も良かったので「何とかなるだろう」と思いながら、本試験に望みました。


  本試験は、時間内で書き上げ見直し時間も 20 分程度ありましたが、試験が終わってから、

伏図に火打ち梁を記入するのをすべて忘れてしまい、又、試験問題の読解ミスも後で分かり、

12 月発表では「ランク Ⅱ 」で不合格でした。

二年目の不合格はさすがにショックでした。

 

・三年目受験

  三年目は、妻からも 「今年が最後だからね!!」 と釘をさされ、

角番であとが無いためプレッシャーとの戦いで、三年目も前半戦から受講し、

課題の添削が返信されたら解題の熟読を心がけました。

会社のコピー機で両面コピーし、大事な所はアンダーラインを引いて、

営業の合間や昼休み時間など熟読し必ず理解するようにしました。

図面の添削箇所もノートに書き写して時間あれば見るようにし、次の課題では失敗しないように心がけました。

又、各課題の追加条件も、プランから考え作図し、先生に無理をお願いして添削をしてもらいました。

課題の評価も良く、又前半戦のシンクロ模試で 100 点だったので、今年こそはと気持ちも高ぶりました。


  今年の設計課題予想コンペでは、「ロードバイク専門店併用住宅」を予想して、

実際の設計課題に近く、先生より H20 年の作品集を頂き、

又、 5 期生 OG 「ごろさん」の写真をいち早く送ってもらい(素敵な写真で、妻にも好評!!)

パワーをもらいました。


後半戦に入っても、課題の評価も良く、後半シンクロ模試でも、 85 点と良かった為、

一年目や二年目の時以上に、手ごたえを感じました。


  本試験は、愛媛大学が試験場でしたが、 3 年目でもあり余裕がありました。

会場は、試験開始前の 1 時間前から教室に入れる為、平行定規等をセットしたあと、

試験会場の写真を撮り、午前11:30の開始を待つのみでした。

過去 2 年と違ったのは、試験説明の後、問題用紙、製図用紙が配られましたが、

問題用紙は裏返しにして、試験開始まで表にしないように厳しく言われ

守れない人は退場してもらいますと、例年より試験監督が厳しかったです。

 

 試験開始後は、問題を読んでエスキスしましたが思ったほど難しくなく、 30 分程度でまとまり、

作図に入りましたが、ここで落とし穴にはまってしまいました。

いつもなら、問題をもう一度見直しチェックするのですが

試験の魔物に取り付かれたのか、すぐに作図に入ってしまいました。

途中、問題を見直してみると

スロープと駐輪スペースをすっかり忘れており、「あー」という状態になってしまい、あせりました。


  深呼吸をして、もう一度考えましたが、

北側道路とのスペースを建屋から 3 マスしか取っていない為、通常の計画では無理があり、

趣味室床高を GL+ 100にし、玄関ポーチも GL+ 100にして、スロープの長さを短くして対応しました。

駐輪スペースは南北方向では、植栽で隠す等に無理があり、建屋に平行(東西方向)にして対応しました。

後は、立面図、伏図、矩計図と書き上げ、見直しも 30 分確保でき、

昨年失敗した火打ち梁の記入を忘れていた為、記入し要求室名などチェックして終了時間を迎えました。

 試験終了後は、やはり外構計画の失敗は気になり、角番の年も「だめだ」と思いました。

帰ってから、先生にメールをして外構計画の失敗を告げると、

「そのぐらい大丈夫ですよ」と返事をもらったのが救いでした。

再現図面を書こうと思いましたが、やはり失敗が気になり、書く気も出ませんでした。

 再現図面を出された方の平均点も高く、先生に「長い付き合いになるかもしれません」とメールを送りました。

先生からは、「金ちゃんは大丈夫ですよ」と返事をもらい、気が楽になり

合格した気持ちでいるようにしました。

 

・発表

12 月 1 日は、朝から気になって仕事に手がつかない状態でしたが、

15 : 00 位になって営業の合間に携帯より受験番号を確認しました。

今年も、合格者が少ないのを確認しながらスクロールすると、

自分の受験番号が目に入り、思わず社有車の中で「よっしゃー!!」と叫んでしまいました。

 帰宅してから妻に報告すると、「良かったねー」と言われ、三歳の娘からも、「おめでとー」と言われ

合格を実感できました。

翌日に通知書が送付され、開封して再度合格を確認し、先生にもメールで報告しました。

 

 

・最後に

  合格するのに 3 年間かかりましたが、最端製図がなかったら合格は無理かもしれませんでした。

最端製図で学んだ 2 年間は、大変でもあり又、有意義な時間を過ごせたと感じています。

今回、残念な結果に終わった人もいるとは思いますが、諦めずに頑張って欲しいです。

先生がいつも言っている  「合格するという気持ち」  を忘れずに合格を勝ち取って欲しいです。         

私も、この 3 年間は家族や最端製図やいろんな人に支えられた 3 年間でした。         

本当に感謝です。建築士としてスタートラインにたちましたが、今後は         

「感謝するという気持ち」 を忘れずに、前に進んで行きたいと思います。         

最端製図バンザイ!!
        

 

         金ちゃん