>ぷうたの気持ち< 長野県 ぷうたさん
皆様 その後いかがお過ごしでいらっしゃいますか? ぷうたです。
試験が終わってからというもの、
私の心は糸の切れた凧のように定まるところのない状態となっています。
何か新しいことを始めるにも、まだ気持ちがのらない状態です。
週 1 回のエアロビもお茶のお稽古も棚上げしたままです。
そして、既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
私は『再現図』を提出していません。
あんなにお世話になったかんな先生にお願いされても、提出していません。
((ごめんなさい 先生))
というか、提出できないのです。
前半戦から真っ赤になるほど丁寧に添削をしていただいたにもかかわらず、
自分の納得できる結果ではなかったからです。
先生に申し訳なくて。。という程、減点の嵐でした。
でも・・・、提出できない一番の理由は見栄っ張りな性格故かもしれません。
お恥ずかしいかぎりです、、、
だって私の製図受験は、 3 回目。
そう『角番』と称される学科試験免除の最後の年です。
資格学校に通った甲斐があり学科は難なくクリアしたものの、それからが長い道のりです。
製図についてもそのまま資格学校に通いました。
資格学校では、図面を描く(描き写す)ことのほうに重きが置かれていたようです。
まずは描くこと、なんでしょう。
私は不動産業界出身ですが、建築には不慣れ。エスキスの仕方なんて散々・・・でした。
私の場合、描くことが出来るようになってもやはり苦手なエスキスがいつまでも足を
引っ張りました。
また『海千山千』の不動産業界からの挑戦ですから、『正確さと緻密さ』が要求される建築士は、
やっぱり不向きだわ、と諦めかけたくらいです。
資格学校に通えば受かる、なんて思っていたのに、2度も落ちて今年が最後のチャンス。
ある程度描けるようになっていた私は、最後の年は、描き写すよりもエスキスから自分で考える
学習がしたいと思っていました。
最初から「今年は学校には通わない」、と決めていました。
そして、通信添削講座を探し始めました。
実は私、最端製図. com に初メールを送る前に検討していたところがあったのです。
でも一向に返事が来ないため、即お断り。
そして最端製図.com に「エスキスが苦手です。通信でも大丈夫ですか?」とメール。
その後、“待ってました。。。”とばかりに返ってきた『大丈夫です』。
速攻回答だったと思います。 (^o^)
それに、早速に課題が送られてきてビックリ。
「このまま講座料金を振り込まなかったら、どうするんでしょ?」と、心配になったくらいです。
このようなやり取りがあって、私の 最後の試験対策は 最端製図.com一筋に決まったのでした。
あの時の、先生の「大丈夫です」がなかったら、
こうして最端製図.comには出会えていませんでした。
(先生方にとっては私と出会えて良かったのかはやや疑問ですが、、)
最端製図. com でお世話になってからは驚きの連続でした。
昨年のうちに知っていればよかった、そう思いました。
毎回の課題は時間を区切って、エスキス・作図・図面の送付。
ここまでは普通の通信ですが、最初の添削を受けた時の衝撃は今でも覚えています!!
まずは添削。
最初の添削から真っ赤になって返ってきました。
これまで落ちたとはいえ、Ⅱランク。あとちょとのところで、、、なんて軽く思っていたのに、
「えぇ? 一体どういうことよ?!」というのが最初の感想です。
開いた添削用紙を、一度閉じたくらいの衝撃でした (^_^;)
資格学校ではこんなに細かく見られたことはありませんでした。
本試験でもきっとこんなところで減点が積み重なっているんだな。。と、その時になって気付く始末。
チェック時間が重要だということを第1課題にして痛感しました。
でも実際は毎回描き終わるとほっとしてしまって、チェックもよくせず、提出。
次回にお叱りを頂く。。。を繰り返してました。
復習では、真っ赤な添削が返ってくると注意された箇所を書き出しノートにまとめる。
再度、エスキスを写してみる、自分が気付かなかった引き出しがどこなのか??
解ったつもりになっていただけなのか、またポカの繰り返し。反省続きです。
そして添削に同封されてくる詳細までわかる『解題』。
「コレは凄い!」またまた驚きでした。
「私が欲しかったのは、これだぁー」と思いました。
アンダーラインを引き、自分が気づけなかったところの機能図をピックアップしました。
感覚でつかめる右脳人間に比べ、理屈で理解する左脳人間の私には、考え方や順序だった解題は
まさしく『渡りに船』。
「ほほー なるほどね (^_^) 」なんて独り言、よく言ってました。
それでも自分で問題を解く時には機能図をすっ飛ばし、苦労したこともしばしばありました。
問題文のお施主の希望ではなく、『自分のゾーニング』になってしまい、迷宮入り。 (>_<)
私の悪い癖です。 コノ克服には時間がかかりました。いえ、今でも課題となっています。
あせると、ついついやってしまいます。今思えば、本試験でも、この状態でした (-_- メ )
私は前半戦からお世話になりましたが、先生方にもこれまた感心しきり。
テキストや解題の分かりやすさは前述の通りですが、資料のみならず、
指導して下さる先生は添削生にとても丁寧に接して下さいました。
他の添削講座では高い位置からコメントしているところも見受けられますが、
最端製図. com では添削生をすごく大切に扱ってくださっているということが、
とてもよく伝わってきました。
どんな質問でも受けて下さって、迅速な回答・・・、これは何より心強かった。
先生方の心配りがなければ、毎回真っ赤な添削では途中でめげていたと思います。
私、資格学校ではあまり「先生」とは仲良くしないようにしていました。
仲良くなってしまうと、指導してもらうのに‘なあなあに’なってしまうような気がして
教えてもらいにくくなるから。。。(変な持論ですけど)
でも、通信は普段顔が見えない分一つ一つのやり取りが
添削生との“つながり”、“信頼関係”になっていくんですね。
講習会でそのことが分かりました。初めて会うのにそんな気がしない。。。。
すぐに的確なアドバイスが頂けました。
緊張の中にも、楽しい講習会でした。
そして、頑張る気持ちが結果につながらずに落ちこんだ時など、先生方には
私の愚痴にもさんざん付き合っていただきました。
製図学習においては、すっかり心の支えです。
とても、とても感謝しております。
掲示板での添削生の皆さんとのやり取りも、とても励みになりました。
通信添削なのに、先生や添削生の皆さんがとても身近でした。
最初は続けることが出来るだろうか、と不安に思っていた『通信添削』でしたが、
何も心配することなく、“楽しみながら”最後まで添削を受け続けることが出来ました。
そんなこんなで迎えた本試験。
本試験での結果は“最後の年にしてコレ?”
私の周りの受験生はやはり2度目、3度目の人達だからでしょうか、
作図スタートが遅れたものの、かなり描き込まれている様子でした。
手に汗握り、時に冷や汗をかき、終始心臓がドキドキしながら受けた私のラストチャンス試験は
『あ゛ーーー』という結果に終わったのでした。
そうなんです。。。。
「あと10 、15れば、、」というたたき台プランで作図に入りました。
「あそことここを入れ替えれば・・」とはもうやっていられる時間ではなかったのです。
「入れ替えればよくなりそう。でも、そうするとここは??」私の頭ん中はフル回転。
でもそれをやってしまっては私の作図スピードを考慮すると、タイムオーバー ( 泣 )
試験開始から75~80分は経っていたと思います。 『時 既に遅し』。
「描くしかない!」。ここからは別人になり、一気に描きました。(でも、描き落しも多々あり)
先生方にとっても根気よく添削していただいたのですよね。
なのに・・・。
情けなく、先生方に申し訳ないこと、この上ありません。
自分の力不足です。 (>_<)
もうここまでくると、かなり冷静で減点数まで把握できちゃう。(泣)
心残りなラストチャンス試験でした。
今はもう試験も終わり、すさんでいた心もだいぶ落着き、お世話になった月日を振り返ってみると、
ただ単に設計製図の勉強をしただけではなく、自分の弱点についても気づくことができた通信添削であったことに気づきます。
自分の弱点。。。。
製図をする上での苦手なことだけではなく、性格的なモノは、自分ではあまり気付きません。
私の場合、“そそっかしいところ”があり、試験ではコレが細々した減点につながること。
合格するにはこの弱点克服が鍵となることにあらためて気付かされました。
(( ポカが多く度々かんな先生を“への字先生”にしてしまいました。 ))
それ以降、すべてのことに見直しするようにしています。(まだ、修行がたりませんが。)
(( 私の誤字脱字、ずいぶん減ったでしょ? ))
先生方、本当にお世話になりました。
そして ありがとうございました。
12 月にどのような結果がでるか分かりませんが、、、、
(自分ではもう分かっているつもりなんだけど、泣)
どのような結果が出てもまた元気に学んでいこうと思います。
来年お世話になることがありましたら、、、今年に懲りずによろしくお願いいたします。
ぷうたを改名して参加いたします (^^ ゞ
でもでも・・・。添削って恥ずかしいものですね。
(って私だけかな?)
なんかこう、、、脳みその中身を覗かれるというか、なんというか。
(かんな先生には脳みその皺の数まで数えられたような。。。恐怖デス。)
自分の弱点を全て見られたぁ~と、いった感じですかね。
よくミスるし、ほんとうに、恥ずかしかったです・・・。
もう、「すっぴんの顔を見られても動じない」、それ位?! です( *^ ^* )ヾ
そう、<出来の悪さ>って言うのが恥ずかしい共通点です。
最後に。
掲示板などで書き込み数が多く、有名人になってしまったようですが、
皆様と苦しくもあり、楽しい時間を過ごせましたことに感謝しております。
講習会でお会いできた方、掲示板だけでしかお話できなかった方、
これからも皆様のご活躍を心よりお祈りいたします。
また、添削をきっかけにお知り合いになれた方々、今後ともよろしくお願いいたします。
これからも仲良くしてやって下さい。
先生方、皆様 本当にありがとうございました。
ぷうた
への字かんな先生です。 |
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