合格体験談(○です)
最端製図 .com では大変お世話になりました。
学科クラブ 1 期生、製図は 5 ・ 6 期生となります。
まず学科クラブですが、各項目要点がまとまっていて大変理解しやすかったです。
項目ごとに説明があり、最後に練習問題がついていて、その場で復習ができます。
ぼくの場合、計画的に(毎日 2 項目づつ読み進める等スケジュールを組んで) PC に向かって
PDF ファイルを読み進め、自分が苦手なところや覚えにくいところだけプリンアウトして
通勤電車の中で読んでいました。
構造力学については先生のお薦めされている参考書を購入し、週末などに集中して取り組みました。
法令集は総合資格のものを購入。
線引きはテキストで出てきたら行うようにし、やたらめったら引いたりしませんでした。
そのためか学科試験の時、周囲の受験生と比べるとぼくの法令集はすごいきれいでした・・・
自習スタイルでの勉強ですが、わからないところはメールや掲示板を使って質問すれば、
先生が「即座に」お答えくださるので、安心して取り組むことができました。
特に仕事をしながら受験する方にとっては、自分で時間を作って計画的に進めていかなければならないので、
この学科クラブのスタイルとフォロー体制はとても有効だと思います。
おかげで学科の試験は 88 点を採ることができました。
製図は初めての経験で、職場の上司から製図用具を借り、製図板は購入するところからのスタートでした。
エスキスってなに?とか、無駄にいろんな太さのシャープペンを揃えたり、あたふたと準備しました。
H22 年度は、後半戦課題 5 枚・シンクロ模試 1 枚・オリジナル課題集 4 枚の計 10 枚の作図と、
夏期講習を受講して試験に臨みましたが、ランク Ⅱ で不合格でした。
H23 年度は前半戦課題 5 枚・前半戦シンクロ模試 1 枚・後半戦課題 5 枚・後半戦シンクロ模試 1 枚の
計 10 枚の作図です。
たくさん枚数描かないとだめだと言われますが、添削課題だけで十分だと思います。
もちろん、エスキースコードやドローイングコードは何度も何度も読み返しました。
H22 年度の 1 枚目の作図は 8 時間以上かかりました。
何を書いているかもよく分からず、何が良くて何が悪いかもわかりませんでした。
返送されてきた添削を見ると真っ赤です。
びっくりしました。
これの繰り返しで少しずつ指摘は少なくなり、たまに「大変よく描けています」
なんてコメントがあると、とてもうれしく、自信になりました。
作図の時意識したのは、指摘されたことを次に指摘されないようにすることです。
例えば、 10 指摘があったとして、次の課題では 3 つ指摘されないよう意識し、
それができたらその次の課題でもう 3 つ指摘されないよう意識するといった具合です。
一気にすべての指摘を意識して改善することは難しいので、少しずつクリアしていきました。
その積み重ねが減点の少ない作図となっていくのだと思います。
それと、自分の作図しやすいパターンを見つけ、それに嵌め込むよう意識してました。
例えば、ゾーニングはまず、小部屋 2 コマ・廊下 2 コマ・大部屋 5 コマとし、要求室を並べていく。
その後それぞれの課題要求に応じて崩していくような感じです。
なので、だいたい同じような形状の建物が描きあがります。
この辺りが先生の言われる、「パズル」なんだということを最後の方に気付きました。
ある程度1パターンで描けると、床伏図なども間違えにくくなります。
この方法を H23 年度の後半戦で見つけ、作図スピードも上がるようになりました。
作図スピードが上がれば見直しの時間も十分とれます。
気持ちにも余裕が生まれます。
H23 年度の試験の時は、 30 分でエスキス完了、割と丁寧に作図して 3 時間 15 分で作図終了し、
45 分も見直すことができました。
それでも平面と立面の不整合や、スロープ 1 か所設置忘れなどありましたけど・・・
これから受験される方、
しっかりと自分の目標と信念を持って、最端製図 .com を信じて頑張ってください。
特に社会人の方は時間を作るのが大変だと思いますけど、すべて自分次第です。
1 年だけ無理してがんばればいいんです。早朝、深夜、勤務中、通勤中・・・いくらでも時間は作れます。
作った時間は無駄にしないよう集中してください。
また、ご家庭をお持ちの方はご家族の協力を最大限お願いしましょう。
ぼくは小学 1 年生になった息子の勉強机を 2 年も製図板で占領してがんばりました。息子よ、ごめん・・・
休日は出掛けてもらい、勉強できる環境を作ってもらいました。
最後になりますが、
先生方からの厳しくて適切な指摘やアドバイスと、励ましのおかげで、
2 年かかりましたが、無事合格できました!
本当に大変お世話になり、ありがとうございました。
これからもたくさんの受験生を応援して、合格させてあげてください。
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